江戸前ビストロ EDOGIN

EDOGIN百余年の歴史

ご挨拶の中でも述べましたが当主は現在で4代目でございます。

初代銀次郎が明治41年に新橋銀座口に魚屋から始めた「江戸銀」ですが2代目の代に戦後の区画整理により銀座口より新橋2丁目ヘ移り、「新ばし江戸銀」を創業江戸前の割烹料理屋を営業しながら「鎌田旅館」という旅館を経営していたころ、鎌田旅館の常客に現在のホンダの創立者である「本田宗一郎氏」2代目社長の「川島社長」の姿があった。
当時鎌田旅館は浜松の本田技研から来られるホンダの指定旅館となっていた事や、2代目鎌田久江が戦後日本初の女性ふぐ調理師の免許を取得するなど話題となり、「新ばし江戸銀」を舞台とする映画が作られるなど注目を浴びました。

この映画が大ヒットし、「江戸銀」という粋な寿司屋の話が流行ったと言われている。

3代目の鎌田榮太郎は2代目当時のお客様である「川島社長」が鉄兜に色を塗ってオートバイに乗る姿に魅せられ料理屋から遠のき、自らオートバイ用のヘルメットを作りだし昭和の榮太郎から「昭栄」という名のヘルメットの世界ブランドを一代で築いた。
現在「SHOEI」は他人の手に渡ってしまったが日本初の女性ふぐ調理師や世界のヘルメットブランドを創りあげるなど様々な歴史を持つ新ばし江戸銀です。

当主は4代目としてこの「新ばし江戸銀」の名を新たに「江戸前ビストロ EDOGIN」として再開店いたしました。初代、先々代、先代の時のような広いお店ではありませんがこの百余年の歴史に支えられた「江戸っ子の心意気」は変わることなく、新しい日本のフレンチを提供してまいります。どうかスタイルこそ変わりましたが代々伝わる「心意気」を味わいにぜひいちどいらしてやって下さい。

 


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